(SAMSUNG Galaxyスマホの サムスンScalableコーデックで試聴) Galaxy Buds3シリーズの最上位モデルだけあって、中高音域はよいです。 高めの解像度と程良い抜け感で、音にエッジが立っており、音の広がりもそこそこで悪くありません。 しかし高音のシンバルは並のレベルで聞こえ特に特徴はありませんが、イコライザーを調整することで若干改善可能です。 高音をブーストすると、シンバルの音がより若干際立ち、抜け感が増し、音全体に少しキラキラとした輝きが加わります。 ボーカルもはっきりと聞こえ、伸びも十分にあります。 同じハーマングループのJBLのノウハウが注入されているのか、JBLに若干似たようなパワフルなサウンドに仕上がっています。 同じカナル型の下位モデルである「Galaxy Buds FE」と比較すると、「Galaxy Buds3 Pro」の差は明らかです。 音がより澄んでおり、キレも良く、全体的に洗練されたイメージです。

(SAMSUNG Galaxyスマホの サムスンScalableコーデックで試聴) Galaxy Buds3シリーズの中で最も低音が強いハイエンド機です。 低音のゴリゴリ感を感じさせながら、同時に解像度もそこそこ維持しているのは良いと思います。 バスドラムの音が良く聞こえます。 スネアドラムも明瞭に聞き取れてキレもあり、リズム感が増します。 さらに、ベースラインも比較的よく聞こえるため、曲の基礎となる低音の流れをしっかりと捉えることができます。 SAMSUNGのスマートフォンと組み合わせた際にだけイコライザーを調整出来、低音ブースト機能をオンにすると、鼓膜を揺らすほどの低音を楽しむことができます。 ただし、この設定では解像度が若干低下するため、好みに応じて調整が必要かもしれません。 ベストはSAMSUNGのスマートフォンと組み合わせて使うことですが、それ以外の端末でイコライザーが弄れなくても十分に高性能だと思います。

BOSEやSONYの最上位モデルには及ばないものの、周囲の騒音を効果的に軽減してくれます。 しかしながら、3万円台というハイエンドモデルの価格設定を考慮すると、もう少し強力なノイズキャンセリング効果があれば、より魅力的で競争力があったと思います。 また、風切音が若干聞こえてしまう点が残念です。 これも3万円台というハイエンドモデルの価格設定を考慮すると、キチンと対応して欲しかったところ。 総じて、最高峰の静寂さを求めるユーザーにとってはやや物足りないと思いますが、一般的な使用環境では十分なレベルにあります。