(iPhone AACコーデックで試聴) ANKERのハイエンドモデルならば前作Liberty 4やLiberty 4 Proの角の尖ったような、エッジが効いた高音をイメージするかもしれないが、本作Liberty 5は少し違う。 本作は明らかに高音の角が取れてかなりマイルドになった。突き抜ける高音が抑えられてることで音の広がりも減った印象もある。 無理やりだが似たような類似モデルを探すと、audio-technicaで重低音特化のSOLID BASSシリーズのワイヤレスイヤホンに似ていなくもない。 スペック面ではデュアルダイナミックドライバーではなく、本作はシングルダイナミックドライバーになった。 5万円以上の他メーカーの超高額ハイエンドワイヤレスイヤホンでもシングルダイナミックドライバーであることは珍しくないのでシングルが決して悪いということはない。 今までの尖った高音に抵抗があった人は大歓迎だと思われるが、「ANKERといったら尖ったキラキラ感がある高音だ！」という人には物足りないかもしれない。 もちろんANKER公式のイコライザーアプリで尖った高音に近づけることは出来るが、前作と同じにはならない。 と、ここまで高音がマイルドということを書いてきたが決して音質が悪いわけではなく、Liberty 5を購入したからと言って後悔するということは全くない。

(iPhone AACコーデックで試聴) ポップスなどで聞こえるベースやドラムの低音も再現します。 リズム感をしっかりと感じることができます。 あくまでもメインは低音ではなく中音高音にあると言えます。そのため、全体的な音質バランスを重視する方にはおすすめです。 このイヤホンの価格帯を考慮すると、この低音ならば合格点だと思います。コスパを考えると、十分に満足できる低音だと思います。

一般的な騒音環境下では音楽を楽しむことができるレベルにあると思います。 しかし、より静寂を求める方には、同社のノイズキャンセリング強化モデルであるLiberty 4 NCをおすすめします。 Liberty 4 NCは、Liberty 4よりもワンランク上のノイズキャンセリング機能を搭載しており、より静かな環境を実現しています。 Liberty 4のノイズキャンセリング機能は、もう少し強化されていれば、という印象を受けるかもしれません。