(iPhone AACコーデックで試聴) 全体的にやや音がこもった印象があります。 中高音よりはフィリップスの特徴である低音重視に感じられます。 解像度は高くはなく、細かな音の表現には限界があります。 しかし、聞くに堪えないというわけでは全くなく、2,000円台の価格以上の音質はあると思います。 5,000円台でミドルクラスのTAT4556と比較すると、さすがにTAT1209は音がこもっている印象です。 高音域の表現は控えめで、シンバルの音は微かに聞こえるレベルです。 ボーカルもこもり気味ですが、聞けるレベルです。 総じて、この超低価格帯を考慮すると十分合格ではないでしょうか。 音質にこだわる人には物足りないかもしれませんが、日常的に音楽を手軽に楽しみたいユーザーや、いざというときの2台目のサブ機など、十分な選択肢となるそうです。

(iPhone AACコーデックで試聴) 低音性能はフィリップスらしさを如実に表現しています。 とにかく低音が「ブォンブォン」と鳴り響き迫力があります。 イコライザーアプリは搭載されていませんが、Bassブーストモードへの切り替えが可能です。 このモードを有効にすると、低音がさらに増強されますが、ボワつく傾向があるのは超低価格モデルなので仕方がないところ。 超低価格モデルのため当然解像度は低いです。 楽器の表現に関しては、スネアドラムの存在感は控えめで、微かに聞こえるレベルです。 一方、バスドラムは普通のレベルで聞こえます。 ベースラインの強さは低価格モデルらしく、ベース音が唸るように強調されております。 この超低価格帯でパワフルな低音重視のワイヤレスイヤホンを求めるユーザーには、コストパフォーマンス高でおすすめです。